今やスタンダードになりつつある共働き家庭。女性が管理職につき、キャリアを築くなんて話も珍しくありません。同時に、家庭内の女性のあり方やライフスタイルにおいても、大きく変化しつつあります。
しかし実際、共働きであっても女性の家事負担はまだまだ高い!!時間の制約がある共働きがゆえ、本当に多忙な毎日。働きながら家事・子育てを一人でこなそうと、ついつい全力投球しちゃうんです・・・。
完璧に!!と思うあまり、自分の身体のことは後回し。私もまさに、一人目育休明けはそんな生活を送っていました。(今思えば、よく倒れなかったな・・・と思います)
共働きを長続きさせるためにも、ワーママの健康を大切にしたい。頑張りすぎて、ママがダウンしないためにも、夫と家事を協力できるような工夫が必要です。
私たち夫婦は結婚して12年、子育て歴11年。今でこそ少なくなりましたが、時間の制約からの焦りや家事負担への不満などから、何度も衝突してきました。衝突というより、「心のリミッターが外れる」と言うべきかもしれません。そのたびに、夫との話し合いでなんとか乗り越えてきたように思います。
【我が家の家事分担におけるルール】
①それぞれの得意分野を担当する。
誰でも得意・不得意があります。家事やそれ以外においても得意な人が得意なことをするほうが、確実にこなせる。そして、効率がいい!!
料理ができない夫より、まだできる私が担当する。 DIYが苦手な私より、手先が器用な夫が担当する。私の場合、苦手なことは相手に任せちゃおう!ぐらいに思っています。
言い方をかえれば、相手の苦手なことをしてあげよう精神!
そうすることで、お互いストレスなく自然と家事の分担ができちゃうのです。
ちなみに、
洗濯・食器洗い・掃除・子供もの習い事送迎・保育園の送り迎え・学校行事参加・ゴミ出し、どちらがやっても問題ない家事は、手が空いているほうが率先してしています。
11年たってなんとなーく、そんなルールが確立されています。
②ありがとうの気持ちを必ず伝える。
長男の育休復帰後は、夫が自発的に家事をすることはありませんでした。
頼めばやってくれるけど頼まないとやってくれない・・・。でも、頼まないと時間が足りない。ストレスがたまり、夫への口調もついきつくなってしまう。
家庭内のギスギス、それは最大のストレス! 感情的にならず、やってほしい気持ちを素直に伝える。
仮に、夫のやり方に不満があったとしても、それはご愛嬌。そこには触れず、きちんと「笑顔でありがとうを伝えよう」そう決めてから、穏やかな気持ちで過ごせているような気がします☆
③とにかく話す
夫婦でしっかり話し合う。思ったことはため込まず伝える。
忙しさに追われ、会話がおろそかになっていると、決まって衝突する傾向に。そのたび苦しい思いをするぐらいなら、きちんと向き合って話し合いたい。
「夫がどう感じているのか、私が何をしてほしいのか」が明確になれば、衝突も回避できます。 家事分担への要望や感謝の気持ちを伝えることで、自然と家事分担が円滑にいっているような気がします。
夫婦の勤務状況、キャリア、生活環境は、各家庭によって様々です。私たちの場合は、明確に分担を決めすぎない選択ですが、そうでないほうがいい場合もあるかと思います。
共働きを続けていくためにも、夫婦できちんと話し合いをすることが大切。それぞれの家庭にあった選択肢を、選んで行ってほしいと思います。
二人が疲れちゃったときは、家事代行サービスを利用するのもいいでしょう。
買い物や料理の時間短縮ができるのは、ワーママにとって魅力的です。子どもが小さく、食べる量もまだ少ない時期などは、特に利用する価値はあるかと思います。
様々な便利なツールを利用することを、夫婦で検討してみるのも良いのではないでしょうか。
『無理をして家事をこなさない』、それが共働きにとって円満にいくコツなのではと思います。
休日にゆっくりすごして、疲れをリセットすることも大切。
我慢せず、ため込まず。
声に出す勇気をもってみてください