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なんでも捨ててしまう母と子どもの闘い
末っ子の保育園でひらかれた夏祭りのお話。 通例なら先生たち作り上げた渾身の建ち並ぶ屋台に、親子で参加する行事である。手作りの色とりどりの可愛らしいチケットを握りしめ、在園児と卒園児が先生たちの待つ屋台へ向かう。普段とは違う園の雰囲気と子ど... -
中学生になった長男と交わした約束
今年の4月、長男は中学生になった。 柔らかい日差しと桜満開の春に迎えられ、小学校へ入学した日から気がつけば6年。不安と期待が入り交じった感情で、ランドセルを背負った息子を送り出す日々も振り返れば懐かしく感じる。 第一子である息子の歩みは、... -
「命の大切さ」を子どもたちに伝えるためにできる事
夫の祖母が85歳で人生の幕を閉じた。棺に眠る祖母に想いを込めたお花をたむけていると、息子のすすり泣く声が聞こえてきた。その姿と雰囲気につられたのか、長女と次女も泣き出した。次女は聞き取れないような小さな声で「ママ、怖い」と呟いた。 子どもた... -
子どもの寝相悪さと睡眠の質
我が家の子どもたちは、3人ともとんでもなく寝相が悪い。長男と次女においては、もはや布団に収まることなく、飛び出しているなんて日常茶飯事である。寝相の悪さで何度もこちらの目が覚めてしまい、睡眠不足に悩まされているが現実だ。 9時過ぎに寝かしつ... -
息子の心と体の成長 親として何ができるのか
家中に響き渡る息子の笑い声に、違和感を感じずにはいられなかった。大きな声で笑うたびに、明らかに声がかすれている。「ついに来たか・・・」先輩ママから聞いていたがついに「声変わり」とやらがやって来たのかもしれない。微妙に低くなった声も不思議... -
愛を伝える方法
もし妹が生きていたなら、38回目の誕生日。 今年も子どもたちと美味しいケーキに舌鼓を打ち、思い出話に花を咲かせた。 夏生まれの彼女は、向日葵のよう明るくみんなを照らしてくれる存在。そして屈託のない笑顔で、巡り合った人達の心を温め癒やしてくれ... -
3人目の子育てに起きた変化
出勤前の慌ただしい朝。洗濯機を回し、朝食とお弁当作りそして夕飯の下ごしらえを同時進行させていく。子どもたちが起きてくる頃には、一層やることが増えていき、余裕すらなくなる。一分さえも無駄にできない時間、まさに私にとって戦いだ。 そんな中、子... -
生まれた順番
生まれた順番は、子どもにどんな影響を与えるのだろう。 3人の子どもたちを育てる生活の中、ふとそんな思いにふける。 「ママ見て。今日もハナマルもらったよ」「今日ね。先生がこんなこと教えてくれたよ」「今日はお友達と、こんな遊びしたんだよ」仕事か... -
私に足りなかったもの
ある日曜日の夜、「学校のプール清掃が木曜日にあるから、水着出してー」と息子。大慌てで水着とラッシュガードを確認すると、すっかりサイズアウトしていた。去年はコロナの影響で、プールが中止となった。その為、水着の存在はすっかり記憶から消えてい... -
娘の言葉
『転ばぬ先の杖。急がば回れ。鉄は熱いうちに打て。頭隠して尻隠さず〜』末っ子の娘が、遊びながらこんな言葉を繰り返す。キッチンにいた私は、思わず吹き出した。 5歳になったばかりの娘が、ことわざを大きな声で唱えている。上の二人も目を丸くし、驚き...
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