初めての保育園に預けた日。
泣きじゃくる息子を先生に託し、笑顔でバイバイ。
職場に向かう車の中で、泣きました。
悲しくて苦い涙を流すのは、久しぶりでした。
罪悪感で押しつぶされそうになる心。
こんな思いをさせてまで、働くべきなのか。
この選択は正しかったのか。
自問自答する毎日。
ワーママにとって、保育園の存在は欠かせません。
子どもを安心して預ける場所があるかどうかは、働き方にも大きく影響します。
4月に入り、新生活がスタート。
末っ子のクラスでも、新しいお友達が増えました。
様々な思いを胸に、その日を迎えておられると思います。
『新しいお友達きたー!』と嬉しそうに教えてくれるのをに聞くと、当時の私たち親子を思い出したりします。
今回は、ママたちが安心して働くために、後悔しない保育園選びのお話をしていきたいと思います。
保育園の選び方について
我が家の子どもたちは、3人とも同じ保育園。
長男から始まり、末っ子が卒園時にはトータル12年。すっかりお世話になっております。
忙しい日々を過ごす中、『本当にこの保育園を選んで良かった』と感じています。
あのとき流した悲しく苦い涙も、今では懐かしい思い出です。
保育園にはたくさんの種類があります。
■認可保育園
→ 国が定めた細かい基準を満たしている保育園
■認可外保育園
→ 国の基準は満たしていないが、各都道府県が定めた基準を満たしている保育園
■認定こども園
→ 保育園と幼稚園の両方の機能を持ち、各都道府県が定めた基準を満たしている保育施設
■小規模保育園
→ 3歳未満の子どもを対象とした認可保育施設
私の子どもたちが保育園に入園した時期
☆長男(10月生まれ)→1歳半
☆長女(12月生まれ)→1歳4ヶ月
☆次女(4月生まれ) →11ヶ月
全員が4月入園。
『認可保育園』を前提で動き始めました。
保育園選びを始めたのは、7月。
夫と一緒にまずは情報収集から。
見学に行く園を2つに絞り、連絡を入れました。
大切にした6つのポイント
①自宅からの距離
毎朝の送り迎えのことを考えると、自宅からの時間は重要です。
道路事情や雨の日を想定したうえで、負担がない距離がベスト。
私達の場合、シュミレーションで車を走らせ、時間をはかりました。
②給食やおやつの内容
保育園は基本、給食です。
園ごとのこだわりがでます。
子どもが一日の大半を過ごす場所だからこそ、安心して食事をとってほしい。
給食やおやつが手作りであったり、おやつだけ市販のものてあったりと、いろいろ。納得いくものを選んでほしいと思います。
③毎日の準備
朝の準備も、園によってかなり違うので、必ず確認しておきましょう。
全ての準備を親がするところもあれば、カバン一つを渡すだけのところもあります。
自分にとって、負担にならないのが大切なポイント。
園によっては、布おむつを使用したり、使用済み紙オムツを持ち替えるところもあります。しっかりとリサーチしておきたいところです。
『ママたちの朝は大忙し。子どもを預けるとき、カバン一つ渡してくれたらいいの』と園長先生。
この言葉は、まさに決め手の一つとなりました。
④保護者参加行事
行事において、保護者の出番の頻度を確認しておくと安心です。
夏祭りやバザーなど、保護者主体の園もあります。
行事が多いと、その都度お休みをとる必要が出てきます。お休みの融通がきかない場合は、出来るだけ出番が少ないほうがベストかもしれません。
私の子どもたちの園は、行事関係は全て園が主体。
親子は参加するだけ。
先生方の工夫と頑張りに、感心するばかり。
いつも楽しく参加させて頂き、本当に感謝です☆
⑤園の教育方針
早い段階から、トイレトレーニングが始まる園も。
先生方の絶え間ない努力には、本当に頭が上がりません。。。
我が家は3人とも自宅でのトレーニングはしていません。ある日オムツを嫌がるようになり、いつの間にか外れていました。
教育においても、園によってかなり特色が違います。
文字の読み書き指導や、英会話や体操などの課外活動にも熱心な園もあります。
また、保育園から小学校へあがるとき、お昼寝の習慣で悩むママたちも多くいらっしゃいます。
子どもたちの場合、年長さんになるとお昼寝時間がなくなり、椅子に静かに座る練習したりしていました。
⑥園の雰囲気
園で過ごしている子どもたちの様子、先生方の接し方などは観察しておきたいところ。
子どもたちがのびのび遊んでいるか。
先生たちの雰囲気はどうか。
子どもや先生から、笑顔があふれているかなども、安心して預けるポイントになるのではないでしょうか。
まとめ
6つのポイント以外にも
通園バスの有無
制服の有無
なども、選ぶポイントとなりました。
最終的な決め手となったのは、園長先生の熱意。
園長先生の方針が明確であれば、自然とその熱意が園の雰囲気に現れます。
仕事へ復帰すると、長時間子どもと離れることになります。
『一緒にいてあげられなくて、ごめんね…』
長時間離れることへの寂しさや、後ろめたさ。
複雑な思いや葛藤を胸にしまい、新しい生活がスタートするのです。
揺れ動く私の心に、親身に寄り添ってくれた園長先生の優しさに何より救われました。
我が家の子育ては、保育園と共にあると言っても過言ではありません。
先生たちの言葉に何度も救われました。
本当にこの保育園に出会えて良かった。
心からそう思います。
重視するは人それぞれ。
安心して預けられる保育園選びのために、少しでも参考になれば思います☆
保育園に預けるようになって、感じたこと。
子どもは親が思っているよりも、強い!!
それを信じて、前に一緒に進んでいきましょう♪